ロクの秘宝

三千と六十の努力。

【S14最終332位】月輪ドオドヒアマガ

【構築概要】

【構築の経緯】

ドオーが最高に好きで、ドオー入りサイクルで勝つ方法を考えてきたが、強力な崩しの並び(炎ポン+悪ウーラなど様々)に対する回答が必要だった。

シーズン中期頃に構築を組んだ際は、回答として受け崩しに比較的強い駒(スカーフランド等)を採用。

しかし、自分のプレイングスキルでは受け駒・受け崩しに強い駒の受け出せる回数の差をケアすることは難しく、受け駒のみの場合よりも勝てなかったため、別の方法を取ることに。

受け出せる回数の差をケアするのではなく、
①無限に受けられるポケモン3匹で相手に崩させない
②汎用性が高いポケモン3匹で対面的に処理する
この2ルートに割り切り、絞ることにした。

これにより、
①選出パターンが3〜4パターンまで絞られ、勝ちパターンに再現性が生まれる
②やることが明確になるのでプレイングに一貫性が生まれる
といったように、自分のプレイングの弱さを補ってくれる良さもあった。

受け選出では相棒のドオーは確定、相方の物理受けとしてはヘイラッシャを採用。
ここまでできついのが炎・水オーガポン、暁ガチグマ、鉢巻ランド・カイリューあたりだったので、オーガポン以外を見れるアーマーガアを3枠目に確定した。

(この段階で、もともと受け選出で汎用性を失わずに対策するのは難しいと考えていたオーガポン入りは対面選出で対応する方向性に舵を切っていった。)

アーマーガアについて調べていると、
【S13最終39位(2117)】まもみがアマガドオー - らくがきちょう
(無断転載のため問題があれば削除します)
こちらの構築記事の毒菱ドオー+まもみがアーマーガアが強いと思ったので、ミラーアーマーからプレッシャーに変更、ドオーには毒菱を採用した。

そのままでも強かったが、全員高速回復技持ち・毒菱を撒く機会を増やす意味でヘイラッシャをドヒドイデに変更。受け選出の完成に至る。

対面選出では数的有利を取るため、当時初手に出す駒として注目していた襷アカツキ
S☆カイリューハッサム【S13/最終4位】 | BULLET THE WITCH
(無断転載のため問題があれば削除します)
を採用。めちゃめちゃ増えていた初手頑丈ブリジュラスを全部倒してくれるため、今期の勝ち馬ポケモンであることを確信した。
後ろ2枚は最低でも準速パオカミ以上の速さにしたかったので、最速でこれらをギリギリ抜けるトドロクツキに決定。瞬発的な高火力が欲しかったので持ち物は鉢巻で採用した。
最後はなんでも良かったが、圧力をかけられるイダイトウをスカーフ枠で採用。

以上で6匹が確定した。

【個体紹介】

ドオー@隠密マント NN うんめいかんじる ロク

特性:てんねん
実数値:237(252)-95-93(100)-*-154(156↑)-40
技構成:地震 / どくどく / 自己再生 / 毒突き
テラスタイプ:鋼

H 最大
B 眼鏡特化ハバタクカミのサイコショックを確定耐え
D 眼鏡特化サーフゴーのゴルラ+半減ゴルラ確定耐え

見た目もタイプも特性も種族値も好き。
採用理由は愛だが、多くの特殊技を耐えてくれた。
隠密マントを持たせているので、キョジオーンを受けることも可能。
また、終盤増えたブリジュラスにも圧倒的に強かった(雨パの水テラス以外)。
地震読みで出てくるカイリューに毒を入れたかったので、結局毒菱はドヒドに任せた。
毒突きは飛行テラスサーフゴー対策。
テラスはゴルラを半減で受けられる鋼。

ドヒドイデ@ゴツメ NN くもをみつめる ラム

特性:再生力
実数値:157(252)-*-224(252↑)-73-163(4)-55
技構成:ヘドロ爆弾 / 自己再生 / 毒菱 / 黒い霧
テラスタイプ:フェアリー

H 最大
B 特化
D 余り

オーガポンは剣舞があると黒い霧があっても負け。
フェアリーテラスは臆せず切らないと負け。
再生力が最強で、アーマーガアと合わせてPP枯らしたり、クッションに挟んだり。

アーマーガア@残飯 NN しゃめいまる

特性:プレッシャー
実数値:205(252)-107-148(76↑)-*-128(180)-64(最遅)
技構成:ボディプレス / 羽休め / 守る / 身代わり
テラスタイプ:ドラゴン

H 最大
B 余り
D ツツミのドロポンを2回耐える
S アカツキの下から羽休めをするために最遅

弱いけど強かった。
毒菱が撒けている状態でアカツキ・ランドあたりに有利対面を作れると、そのまま勝ちのパターンがかなりあった。
プレッシャーは最強特性で、水流連打・暗黒強打・ブラムンなどの強い技を打ちにくくなる圧力をかけてくれた。
ツツミのドロポンを2耐えする調整でブエナツツミにも弱くなく、ツツミが眼鏡でもPPを枯らしにいける。
テラスタイプは弱点を両方半減できるドラゴン。

イダイトウ@スカーフ NN テッキュウ

特性:適応力
実数値:195-164(252)-86(4)-*-95-143(252↑)
技構成:お墓参り / ウェーブタックル / クイックターン / アクアジェット
テラスタイプ:ゴースト 
A なるべく高く
B 余り 
S 最速ドラパルト抜き

特殊技を意外と耐える。
ラス1のスカーフお墓参りで全員倒す。
必ずこいつを止めるポケモンが選出されるので、そいつを他のポケモンで倒せば勝ち。
リーチを伸ばすためのゴーストテラスだったが、悪ラオスとパオの不意打ちですぐ落とされるのでフェアリーテラスとかにしても良かったかもしれない。

ガチグマ(アカツキのすがた)@襷 NN クラウン

特性:心眼
実数値:189(4)-*-140-187(252)-85-114(252↑)
技構成:ブラッドムーン / ハイパーボイス / 大地の力 / 真空波
テラスタイプ:ノーマル

H 奇数
C 余り最大
S ミラー意識最速

MVP。初手に出して、ブラムンで全部飛ばす。
特にミラーはテラスブラムンでタスキを残して突破できることも多く、多くのアドを取ってくれた。
上取れてると思って出てくるブリジュラスやカイリューサーフゴーをしばくための最速だったが、うまくハマれば1匹で1.5~2匹のポケモンを倒してくれる。
数的有利を何度も生み出してくれた対面の鬼。
テラスタイプはリーチを伸ばすノーマル。

トドロクツキ@鉢巻 NN はやくにめざめた ありあけづき

特性:古代活性
実数値:181-187(220)-95(28)-*-122(4)-188(252↑)
技構成:はたき落とす / アイアンヘッド / 逆鱗 / とんぼ返り
テラスタイプ:鋼

H 奇数
A 古代活性でSが上がるようにA<S
B 特化パオの礫を13/16で耐える
D 余り
S 準速135属抜き

上からどつくだけのポケモン
アカツキの倒れた後に出して一致技を打っているだけで強い。
イダイトウとはそれなりに相性補完が取れているので、サイクルっぽいこともできる。
準速パオカミ抜きなので最速には抜かれるが、ほぼいなかったので上から蜻蛉やアイヘを打って倒していた。
テラスタイプは色々半減できる鋼。

【選出】

受け選出:ドオー+ドヒドイデ+アーマーガアorトドロクツキ
相手の攻撃を受け切って勝てそうなとき。初手は相手に合わせて。

対面選出:アカツキ+トドロクツキ+イダイトウ
受けきれなさそうなときはこっち。

〜1900くらいはほぼ受けで勝っていたが、それ以上になると受け切れそうな構築は減っていった印象。2000チャレ前後ではほとんど対面選出になっていった。

ちなみに胞子対策は全くしていないので、対キノコ構築の勝率は0%。勝てる気がしない。

【結果】

TN:むむむむむ

最終順位 332位

最終レート 2017

初のレート2000を達成できました。
ポケモンSV、神ゲーとさせてください。